一言で
コストセンターは従量課金の利用と費用をまとめる単位。必要に応じて、特定の Azure サブスクリプションに請求できる。
予算は支出を監視して通知する仕組み。対応する製品と設定では、追加の利用を停止できる。
コストセンターに何を割り当てる? 📖 Docs
コストセンターは、org の追加やアクセス権の変更なしで、Enterprise の従量料金(従量課金ライセンスを含む)を部門やプロジェクト別にまとめる機能。前払いのボリューム契約やサブスクリプション課金は対象外。Azure 課金では、センターごとに別の Azure サブスクリプションも指定できる。
| 追加するリソース | コストセンターに計上される費用 |
|---|---|
| 👤 ユーザー | GHE/GHAS/Copilot ライセンス + AI 利用 |
| 👥 Enterprise team | ユーザーと同じ。メンバーの加入と脱退に合わせて自動更新 |
| 📦 リポジトリ | Actions、Codespaces、Packages、Git LFS |
| 🏢 Organization | repo の利用 + org に請求される GHE/GHAS/Copilot ライセンス + org が付与した Copilot ライセンスによる AI 利用 |
複数のコストセンターに所属できる? 📖 Docs
直接割り当ては 1 リソースにつき 1 つ。 別のセンターに追加すると移動する。複数の team / org に所属しても、同じ料金を分割しない。
ライセンスと Copilot AI の費用は、最初に該当するコストセンターに計上する。
| 優先順 | 配賦先 |
|---|---|
| 1 | ユーザーを直接割り当てたコストセンター |
| 2 | Enterprise team のセンター。複数なら最も早く作成された team |
| 3 | 課金される org のセンター。複数 org の場合: GHE/GHAS: 最も古い org。Copilot: ライセンス付与元から選ばれた 1 つの org。 |
| 4 | Enterprise。表示は Enterprise Only |
確認: 詳細利用レポート ↗で username とライセンスの sku を絞り、organization と cost_center_name を確認する。
例: Alice は A に直接割り当てられ、B の team にも所属:Copilot → A。B の repo で動く Actions → B。誰が実行しても同じ。
再割り当ては今後の利用だけに反映され、過去の料金は変更しない。
どんな予算を設定できる? 📖 Docs
何を計測するかと誰の利用を集計するかを選ぶ。予算は月次で、支出金額は USD。以下は 2026-10-20 時点。
通知だけ? それとも利用停止? 📖 Docs
予算アラートは 75 / 90 / 100% で通知(2026-10-20 時点)。Owner、Billing manager、追加した受信者に届く。
| 制御 | 上限到達時 |
|---|---|
| 通知のみ | 利用も課金も継続 |
| 従量利用(ハード) | Stop usage when budget limit is reached を有効化 |
| Copilot ユーザー別 | 常に停止。$0 ならプール残量があっても利用不可 |
| Copilot / GHE ライセンス | 通知のみ。ライセンス購入上限にはならない |
| GHAS ライセンス(ハード) | Code Security / Secret Protection:新しい repo への有効化を阻止。既存の保護は維持 |
ハード予算は足し算にならない。 適用される上限を 1 つでも使い切れば停止しうる。Actions / AI 全体の上限は CI やセキュリティの処理も止める可能性がある。
⚠️ 新しい予算は作成後の利用だけを集計。ユーザー別アラートは常に利用できるわけではないため、センターや enterprise でも監視する。
部門での設定:費用、予算、プール 📖 Docs
金額は例であり、推奨値ではない。 開発部門の Copilot と CI を分けて管理する。Enterprise owner または Billing manager が Billing and licensing から設定する。